2018年4月5日木曜日

防空関連メモ(2018年12月24日修正)

とりあえず暫定的に

ほぼ確実

消去法で考えた場合、現時点では他の可能性が考えられないもの

・配置スロットと迎撃対象が対応している

参照: https://kancolleoperationroom.blogspot.com/2018/04/blog-post_5.html

・対爆値による撃墜ボーナスの存在

参考: https://docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vTMbuz83POR4VWB5Tnpi26IWQfwuVkI0PBWJH-cNRdMO_iFe5uVm4J2iE7uDsPgiUAadqZB-J41hWEZ/pubhtml?gid=1552957228&single=true
対爆値が増えるごとに撃墜数の振れ幅も大きくなっていることがわかると思います。
制空喪失時においては対爆値/迎撃値が1/3の隼III型甲と対爆値/迎撃値が1/5の隼64戦隊の間に撃墜数に差が無いと考えられるのでこの撃墜ボーナスは少なくとも制空喪失時には対爆値に依存していると考えられるでしょう。
また別記事を見てもらうとわかると思いますが、制空優勢時の雷電と飛燕244でのスロットの全滅率には差が出ているように見えます。(雷電の対爆値/迎撃値は5/2、飛燕244の対爆値/迎撃値は3/4です。)これらの結果を踏まえると、制空状態が変化した場合でも、迎撃値の数値が及ぼす影響は対爆値と比較した場合、ないもしくは極めて小さいと考えられるでしょう。対爆値と迎撃値が同等の働きをすると考えた場合、雷電と飛燕244の全滅率が同等でないとおかしいからです。

・陸上戦闘機カテゴリの機体全てに「制空状態」で変動する撃墜ボーナスの存在

艦戦のみを配備した時と比較すると、対爆値0の隼II型でも制空喪失時での撃墜数が増加しているので、陸上戦闘機に撃墜ボーナスが存在していると考えられます。ただし現在全ての陸上戦闘機に迎撃値が付いているので、これは迎撃値が存在するかどうかに由来するボーナスかもしれません。ただし、上述のように雷電と飛燕244を比較した場合、雷電の持つ撃墜ボーナスの方が優秀だと考えられるので、迎撃値の大小は撃墜ボーナスに影響は及ぼさない、もしくは極めて小さい影響しか持たないと考えられます。

制空状態での変動については、参考: https://twitter.com/trollkin_ball/status/970602139696287744
確保状態では基地へのダメージが発生しないので、例外処理が行われている可能性もなくはないです…が少なくとも「制空状態での変動」と矛盾はしません。
(および・暫定: https://twitter.com/HMS_ArkRoyal_KC/status/971845353334083585)

データを元に推定されているもの

・陸上戦闘機による撃墜ボーナスの値

基地防空航空戦での素撃墜割合の仮定式が正しい場合、制空喪失では下限が3.5%でほぼ確定です。

・対爆値による撃墜ボーナスおよびランダム範囲

エクセル風に書くと対爆値(AB)によるボーナスの基本値 = AB + INT(RAND() * AB)
(INT(RAND() * AB)は0~(AB-1)の範囲の整数乱数を返します)
これに大体3.5%の係数が掛かると思われますが、未確定です。

実は調査が必要なもの

・素撃墜割合の仮定式

この仮定式は、検証データで得られた「制空喪失状態では撃墜率は固定」「撃墜率の振れ幅は通常の航空戦よりも狭い」「各制空状況での撃墜率の平均値」という要素を、艦これ改の計算式を必要最小限に改変することで説明するために考え出したものです。ですので、基地防空の計算式が予想よりも複雑だった場合には成り立ちません(が、現時点での考察の手掛かりにはなるはずです)。

恐らく存在すると考えられるもの

・未知の撃墜ボーナス

確保状態で陸上戦闘機を配備しないスロットでも全撃墜が発生する場合があるので、スロット毎ではなく全体に掛かる撃墜ボーナスが存在していると考えられます(もちろん素撃墜割合の仮定式が間違っている可能性もあり)
ちなみに、この未知の撃墜ボーナスが存在した場合でも、上記の「ほぼ確実」と考えられる項目への影響はありません。

ないとはっきり言った方がいいもの

・局地戦闘機/陸軍戦闘機のカテゴリの違いに由来するボーナス

以前言われていた10%/7%のボーナス説の前提は
「局戦/陸戦は全体の撃墜率にボーナスを与える」
「対爆値は撃墜ボーナスに影響しない」
でした。実際は
「局戦/陸戦は特定のスロットの撃墜率にボーナスを与える」
「対爆値は撃墜ボーナスを持つ」
ことが「ほぼ確実」ですので、10%/7%説は否定されたと考えていいでしょう。
ただし、10%/7%という「具体的な数値」の否定はボーナスそのものの否定を意味しないので、注意が必要です。

よくわからないもの

・装甲や火力の効果

基地防空においては、航空基地への1桁のダメージが観測されることがあるので、
「敵機の攻撃力の計算式が異なる」
および
「航空基地の装甲値が存在する」
少なくともこのいずれかは確実です(もちろん両方というケースも)。
航空基地に装甲値が存在する場合、紫電系統の装甲値が何らかの影響を持つことも考えられますが、効果を確認するためには相当数のデータが必要となるでしょう…

0 件のコメント:

コメントを投稿

追記

ラムダ氏と観察部氏の件については、あくまで傍観者の観点ですが、論理的に筋が通ってなくても相手が悪い(と思う)から構わず批判する、というのは過日の検証共同関連の方々を思い起こさせる部分があったので記事を書きました。軽く眺めた限りでは、苦言を呈している人もいないようなので、これはさす...